DIE STERNTALER 【星の銀貨】

My daily life in Dallas, Texas, U.S.A.

I had 6 dental extractions by Alamo's diary.

アラモの昨日の日記より。

わては朝7時前に起こされて獣医に連れて行かれた。
今まで獣医なんて数えるほどしか行ったことがないのに、今度のオーナーはやけに獣医が好きと見える。

獣医に着いて、今日の説明を受けるとオーナーたちはさっさと帰って行った。
わてはどうなるんじゃ。

いつもの獣医がわてに注射をした。
お尻付近。痛いんだぼけーっと噛もうとしたけど、そのあとボーっとなって寝ちまった。

気付いたら獣医が電話してる。どうやらわてのオーナーに。
「いまのところ麻酔も効いてうまくいってるわ。でも歯はものすごく悪いからxせんを当てなくちゃいけないの。いいかしら?」
わてのオーナーは英語が苦手だ。特に電話だと何言ってるかわからないらしい。9割はわかってないと思われる。オーナーが尋ねている。
「その場合いくらになりますか?」
おいおい、わてはいま瀕死状態やっていうのに値段聞くんかい。
「そうね、$600になるわ。」
電話の向こうで息を飲むのがわかる。わてもびっくりじゃ。そんなするんかい!ただのデンタルクリーニングだと思ってたのに。今月は歯の月間だから$25オフになるってわてのオーナーは喜んでいたぞ。たぶん多くて$100だと思ってたな。
「ご説明は全部はわかりませんでしたが、信用してますんで必要だと思われる処置はお願いします」
うむ、わてのオーナーはまあまあいいやつだ。

しかし、そのあとの悲劇は生涯忘れませんで。
何を隠そう、獣医はわての歯を6本も抜いたんで!!!!!!ほっとくと本当にもうどうしようもないんだと。わての獣医は良心的だから無駄にそんなことはしないはずだが、それにしても6本はきつかったぜ。

オーナーが夕方迎えに来たが彼らも驚いていた。抱っこされたけど、さっきの恐怖が蘇って思わず唸っちまった。ウーーーー。だいたい今麻酔が切れてちょー痛いっす。でも$600じゃなくて$500だったらしい。オーナーは一瞬安堵して次の瞬間にはやっぱり凹んでたぞ。

帰ってからいつもの半分の量のご飯を出されたけどもちろん食う気はしなかったね。
どうやら薬を飲ませたかったみたいだけど、何かを口に含むだけで激痛が走るんや。
考えてもみんさい、6本も歯を抜いた日になにか食べれるかってーの。

オーナーが獣医からの手紙を読んでなにやら騒いでいたので、わても彼らが寝静まったあとに読んでみた。
それによると
1)毎日歯ブラシをしてください。歯ブラシを嫌がるようならそのブラシを使って口の周りをマッサージすることからはじめてください。
2)人間の歯磨きチューブは使わないでください。
3)歯の手入れは犬猫のハッピーライフにとても重要です。

だって。わては歯磨きなんてされたことないし、これからもされるつもりはねーぜ。
なんで犬が、え?猫も? 歯磨きせにゃならんのだ。あほくさ。

今度のオーナーがどうでるか知らんがな。

しかし、毎回わてがあくびするたびに「くさっ」と大変失礼なことを言っていたオーナーがその後は「臭くない!」と大変驚いていてこれまた失礼。わては臭いなんて思ったことないわい。

それじゃ、めちゃ疲れたから寝るわ。もう一生獣医は遠慮させて頂きたい。
おやすみなさい。

わてはゆっくりしたいの図
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歯が痛いから手でこすってたら手も痛くなってもうた。散々。
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